『悪魔のリドル』新感覚百合アニメ!!あらすじや感想・伏線について詳しく紹介!!

引用：http://www.akuma-riddle.com/

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『悪魔のリドル』とは？
あらすじ
登場人物紹介
テレビアニメを視聴した感想
作中に隠された謎や伏線を考察
1. 一ノ瀬晴が持っていたストラップについて
2. 本作の黒幕的存在であるカイバ先生の狙いは？
最後に
1. 好きなアニメなら皆に知らせよう！

『悪魔のリドル』とは？

『悪魔のリドル』とは、角川書店の｢月刊ニュータイプ」にて2016年11月まで連載されていた原作：高河ゆん、作画：南方純による漫画であり、ディアメディアによるテレビアニメ版は2014年4月～6月まで1クール体制で放送されました。

本作は女性同士の恋愛関係に当たる『百合アニメ』と呼ばれるジャンルに近しいですが、女性同士の絡みが多いだけで単純な百合アニメと言うわけではなく『学園ガンアクション』作品として分類したほうが語弊がないと思われます。

アニメ・漫画以外にソーシャルゲームやリーディングライブなど様々な分野への展開がされています。

あらすじ

―クラスメイト、全員暗殺者(アサシン）。―

物語はミョウジョウ学園10年黒組はたった一人の標的(ターゲット）とその
暗殺を目論む女子高生暗殺者12人で構成されている異質な教室を舞台としており、彼女らと同様に暗殺者として送り込まれた主人公の東兎角が暗殺対象者の一ノ瀬晴に惹かれ、暗殺者から一変して彼女を他の暗殺者たちから守り抜く『守護者』となり残酷な運命から彼女を救おうと奮闘するストーリーとなっています。

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登場人物紹介

（キャラクターが多いので一部抜粋となります。）

主人公/東兎角（あずまとかく）

引用：http://tama-yura.jp/animetory/character/?pid=20&cid=32

出席番号1番。ずば抜けた身体能力と暗殺能力を兼ね備えた裏社会では知らないものはいない〝東のアズマ〟と称される一族のエリート暗殺者であり、『兎角』には有り得ないものという意味があります。
基本的に無表情で感情が読み取りにくく他者との馴れ合いを好まない性格をしています。

戦闘能力に優れた優秀な暗殺者ですが、幼い頃にある出来事が原因で殺害直前に震えてしまい殺すことを躊躇ってしまうという致命的な欠陥があります。

一ノ瀬晴の温かさに触れ彼女を守ろうと11人の暗殺者と闘います。

主人公/一ノ瀬晴（いちのせはる）

引用：http://tama-yura.jp/animetory/character/?pid=20&cid=33

本作のもう一人の主人公であり出席番号は13番。黒組の暗殺対象者。

明るく天真爛漫な性格をしていますが、『プライマー』の一族の末端に生まれ本人が無意識でも他人の感情を引き寄せることのできる『女王蜂』能力を持っており、それ故自身が生きていると困る人間も多く幼い頃から命を狙われ身体に無数の傷跡が残っています。

特別な戦闘技術は持っていませんが、身体能力・頭脳ともに優れており毒や睡眠薬などに耐性を持っています。

暗殺者/犬飼伊介（いぬかいいすけ）

引用：http://tama-yura.jp/animetory/character/?pid=20&cid=35

出席番号2番。セクシーで好戦的な性格をしている美少女。

両親がどちらも男性で同性愛者カップルであり、幼少期に実の母親の虐待によって瀕死の際に隣人の犬飼恵介という男に助けられ、その時に『伊介』という名を与えられ、彼をママと呼び非常に慕っています。

犬飼恵介（ママ）はフリーの暗殺者として暗躍しているため伊介も彼の仕事を手伝っています。家族のことはかなり大切にしている様子が見受けられます。

暗殺者/走り鳰（はしりにほ）

引用：livedoor.blogimg.jp

出席番号10番。人懐っこくお調子者な性格をしていますが、暗殺の任務についての説明をしていたり暗殺報酬を聞いたりと黒組の裁定者である一面も見受けられます。

その正体は東一族と並ぶ巨大な勢力を誇り多くの呪術師を輩出してきた〝西の葛葉〟の一員であり身体には呪力を高めるための鳳凰のタトューが彫られており催眠状態にしたり錯覚を見せるなど呪術関係の能力を持っています。

本作のラスボス的存在のキャラクター。

暗殺者/首藤涼（しゅとうすず）

引用：http://anime-sasuga.com/%E6%82%AA%E9%AD%94%E3%81%AE%E3%83%AA%E3%83%89%E3%83%AB-7%E8%A9%B1-%E6%84%9F%E6%83%B3-1346/

出席番号7番。達観した性格をしており独特な口調をしていることが特徴的です。

肉体が衰えない「ハイランダー症候群」という病を患っており作中の回想シーンから明治時代から生きていたことが判明していますが正確な年齢は不明となっています。

暗殺者/英純恋子（はなぶきすみれこ）

引用：https://twitter.com/search?q=%238%E6%9C%8813%E6%97%A5%E3%81%AF%E8%8B%B1%E7%B4%94%E6%81%8B%E5%AD%90%E3%81%AE%E8%AA%95%E7%94%9F%E6%97%A5

出席番号11番。財閥「英コンツェルン」の令嬢であり専用の机や椅子が用意されているなどの特別な待遇を受けています。

晴と同様に幼い頃から命を狙われ瀕死の重傷を負った際に手術で四肢を失い、他の身体も一部が機械化されており卓越した力を持つサイボーグ人間となっています。

晴とは違い、直接的な能力は所持していません。

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テレビアニメを視聴した感想

引用：https://twitter.com/aitankad

テレビアニメを視聴してみた感想としては、『クラス全員が暗殺者で一人のターゲットを相手にする』というコンセプトは某人気暗殺アニメとよく酷似しているなと(笑）

ただ、どこの層を狙って制作されたのかイマイチよく分からなかったことが某人気暗殺アニメとの相違点だと感じました。
原作者は女性の方ですが、ナイフや銃撃戦などのアクションシーンが多いので少年向きかと思いきや百合要素があったりとメインとなる軸がふらついているのでどんな人を対象にしているのか曖昧な点があります。

本作は『百合アニメ』と言われていますが、百合ではなく私は性別を超越した友情関係だと思います。

百合展開のアニメでは実際に肉体的な要素を含むのですが本作にはそういったあからさまな表現は見られませんでした。なので百合ではなく単純にキャラクターの属性であるのでただの百合アニメと一括りにはできないと思いました。

あとは、キャラクターそれぞれの過去やバックグラウンドのエピソードなど個々の事情が少ししか織り込まれておらず漠然としたまま終わってしまったので、もう少し盛り込むとよりキャラクターたちに感情移入しやすいと思います。

この物語は暗殺をメインにしているにも関わらず戦闘自体には重点が置かれていなかったため戦闘シーンの少なさや迫力の無さが勿体無いと感じました。

戦闘描写を楽しむのでなく、人間関係の細かい描写や雰囲気の方が多いので戦闘アニメが好きな方には少し物足りなさを感じるかもしれません。