テレビアニメ『GOSICK』の感想と伏線考察!!

ミステリー

引用:http://gosick.jp/blog/684/

テレビアニメ『GOSICK』の感想と伏線考察!!

ヨーロッパにある架空の国「ソビュール王国」を物語の舞台としたまるで絵本の中に入り込んだような世界観が人気のミステリー・ファンタジー作品『GOSICK』。

2011年1月から7月までテレビアニメ放送がされているので、テレビアニメのみの感想と伏線考察となります。

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『GOSICK』とは?

引用:http://gosick.jp/blog/

本作は、富士見ミステリー文庫から刊行され、現在は角川文庫及び角川ビーンズ文庫から刊行されている桜庭一樹によるミステリー作品となっています。

2013年11月27日に、桜庭一樹が自身のツイッターでGOSICKシリーズ最新作の『GOSICK RED』(ゴシック レッド)が角川書店の文芸単行本として12月25日に刊行されると発言していました。

物語の舞台はヴィクトリカと久城一弥が出会った1924年から7年後の1931年を軸としたストーリーとなっており、更に2014年の11月29日にはその前日談となる『GOSICK BLUE』(ゴシック ブルー)が同様に角川書店から刊行されています。

以降、シリーズ作品を重ねており現在は4巻まで発売されています。

テレビアニメ『GOSICK』のあらすじについて

引用:https://www.kadokawa-pictures.jp/official/gosick/

本作は桜庭一樹によるライトノベル・漫画を原作とした作品であり、1924年の第一次世界大戦後のヨーロッパを舞台としています。

ストーリーは、日本から留学してきた久城一弥が聖マルグリット学園に在籍している天才的な頭脳を持つ本作の主人公・ヴィクトリカとともに様々な事件を解決していくミステリー作品のジャンルとなっていますが、後半(特に終盤辺り)はほとんど純愛ストーリーになっています。

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主要&おすすめキャラクター紹介!!

テレビアニメ『GOSICK』に登場する主要キャラクターを紹介します。

主人公/ヴィクトリカ・ド・ブロワ

引用:http://st.gdefon.ru/fx-src/wallpaper/362995/fxparams/id362995sw1920w1920h1080

○1910年12月25日生まれの15歳

学園にある図書館塔の頂上(植物園)に一日中本を読んで過ごしており、金髪に碧の瞳で妖精のような美しい容姿した少女。

寂しがり屋のツンデレで一弥を雑に扱っているシーンも多く見られますが、実際はかなり大切に思っており一弥が危険な状況に陥った際は感情を露にすることが多い天邪鬼なキャラクターです。

事件が起こった際は、一弥が集めた情報から事件の全貌を推理する安楽椅子探偵であり、ヴィクトリカ曰く、『混純(カオス)の欠片』が溢れる『知恵の泉』を再構成するのだと言います。

フリルのついたゴスロリを着用しておりアニメ序盤は黒一色でしたが、話が進むにつれて鮮やかなドレスになっておりカラーのバリエーションが増えている。
監督曰く、『ヴィクトリカの一弥への想いの変化をドレスの色で現している』とのこと。

その正体は、「名もなき村」に住む不思議な一族〝灰色狼〟の末裔。

その力を望んだ父親・ブロワ伯爵に「オカルト兵器」として生み出され、学園に移送されるまでは屋敷の塔で軟禁生活を送っており孤独な日々を過ごしていた悲惨な過去を持っている。

久城一弥

引用:https://matome.naver.jp/odai/2138037266122944301/2138037419324390103

○1910年9月2日生まれの15歳

○極東の島国から留学してきた帝国軍人一家の3男

本作のもう一人の主人公。

ソヴュールに留学直後は黒髪に黒い瞳という容姿から「死神」とよばれている。

学園の図書館塔に怪談の出典を調べにきたことでヴィクトリカと出会い、友達となる。

ヴィクトリカからはからかわれたりと振り回されることが多いですが、ヴィクトリカが窮地に陥った際には彼女を守ろうと奮闘する優しく思いやりのある少年。

第二次世界大戦勃発に伴い母国へと呼び戻されてしまい兵士として戦場に狩り出され足に怪我を負いながらも帰還を果たし、戦争終結後に母国で一弥の帰りを待っていたヴィクトリカと無事再会をする。

グレヴィール・ド・ブロワ

引用:http://blog.livedoor.jp/kanrekiojin/archives/14308881.html

○ヴィクトリカの腹違いの兄

ソヴュール警察の警部を務めている貴族のような振る舞いをする一見好青年のようですが、髪型がドリルのように奇抜になっている。

ドリルのような髪型なのは、冤罪を押し付けられた幼馴染のジャクリーヌを救うためのにヴィクトリカに力を借りた代償の一つである。

世間では「名警部」と呼ばれもてはやされているが、自分では全く推理は出来ず、ヴィクトリカの力を借りて事件を解決しては手柄を独り占めしている。

ヴィクトリカの監視役を父親から任されており生意気で嫌ってはいるが、なんだかんだでヴィクトリカを気にかけている。

コルデリア・ギャロ

○ヴィクトリカの母

ヴィクトリカによく似ているがどこか妖しく妖艶な雰囲気を持つ。

村で踊り子として多くの人気を集めていたところに〝灰色狼〟の血を望むブロワ伯爵に無理やり身ごもらされ、ヴィクトリカを生んだ。

その後、塔の上で幽閉されていたヴィクトリカに自身の金貨のペンダントを渡し、「ベルゼブブの頭蓋」で一弥を囚われの身となったヴィクトリカの元まで導いた。

テレビアニメ『GOSICK』を視聴した感想

引用:http://adria7.blog92.fc2.com/blog-entry-545.html

まず、なんと言ってもツンデレのヴィクトリカが可愛らしく、〝金色の妖精〟という名にぴったりなビジュアルでした。

ロリータが個人的にすごく好きなので初見でビビッときました(笑)

また、ヴィクトリカはパイプを咥えながら〝カオスの欠片〟を〝知恵の泉〟を使って再構成することで謎を解きますが、見終わった後によく考えてみても全く意味が分からなかったです!!(笑)

カオスの欠片=事件の状況証拠など

知恵の泉=図書館の蔵書から得た知識とヴィクトリカの天才的な頭脳

を示していると推測してみると『一見無関係に見える事でも集めて再構成したら真実が見えてくる』ということでしょうか?

どっちにしろヴィクトリカが言語化してくれないと難しいですね・・・

テレビアニメ最終話はとにかく感動しました。

戦地へと狩り出されてしまった一弥と再会するために、一弥が残した文章を肌に刻んでいたことで〝カオスの欠片〟と〝知恵の泉〟を使いその住所(一弥の実家)の元までたどり着いたのですが、そのときの桜の木の下で再会を果たすシーンは号泣でした。

ストレスや身体的疲労でヴィクトリカの美しい金髪が銀髪になってしまいましたが、最後に一弥の隣でウエディングドレス姿のヴィクトリカの描写が出てきたときは(もう本当に幸せになってね・・・)としか言葉が出てきませんでした。

『GOSICK』の最終話は、とても美しかったです。

テレビアニメ『GOSICK』に隠された伏線考察!!

引用:http://gosick.jp/blog/

『GOSICK』には華麗に散りばめられている伏線が数多く存在しているので今回はその伏線について考えていきたいと思います。

①一瞬だけ出てきたヴィクトリカのウエディング姿が示すもの

→テレビアニメ最終話で映された背景は、二人の未来を暗示したものだと考えられます。

ドレスの色が白基調でヴィクトリカが嬉しそうに一弥を見上げている事、背景がソヴュールであること、これらのことから恐らく二人は結婚し、ソヴュールに戻って暮らしているのだと推測できます。

視聴者に間接的に伝えるためにこのような表現を用いたのでしょうか。

②砂漠のシーンが意味すること

→戦争の描写の間に砂漠のシーンがありますが、これは恐らく下半身に怪我を負ったときに一弥が見た夢だと思います。

空を照らす太陽に手を伸ばし、必死に近づこうともがいているのでここでの太陽はヴィクトリカだということが分かります。

ヴィクトリカに会いたいという強い気持ちで一弥は意識を取り戻したのではないでしょうか。

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まとめ 

引用:https://blogs.yahoo.co.jp/anberrychan/36023752.html

以上でテレビアニメ『GOSICK』についての感想と考察を終わります。

まだ未視聴の方はぜひ見てみてください♪

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