引用:https://nijimen.net/topics/12770
講談社の漫画雑誌『月刊モーニングtwo』にて2013年5月号から連載されている花田陵による漫画であり、2018年現在まで累計発行部数は単行本と電子書籍合わせて240万部を突破している大人気作品となっています。
2018年春にテレビアニメ化されており、アクションあり・恋愛あり・エロありのダークファンタジー×恋愛という新しい世界観の作品となっています。
『デビルズライン』のあらすじ
引用:http://otomens.com/news/93746.html
見た目は普通の人間と同じなりをしながらも吸血欲を持つまがまがしき存在の生物・通称「鬼」。
本作の主人公である安斎結貴は「鬼」と人間のハーフでありながら警視庁の鬼専門の公安チームに所属しており、主に鬼の取締りを行っています。
ある捜査の最中、「鬼」に襲われそうになっていた大学院生の平つかさを助け、その後次第に惹かれあっていく二人ですが、”鬼とヒト”という残酷な運命が二人を引き離していきます。
果たして”鬼と人間”の共存は可能となるのか。
愛と欲望が渦巻く吸血鬼と人間の恋愛を描いた究極のダークファンタジー作品となっています。
主要キャラクター紹介
引用:https://xn--t8j4aypyf.xyz/?p=90
テレビアニメ『デビルズライン』に登場するメインキャラクターを紹介します。
主人公/安斎結貴(CV:松岡禎丞)
引用:https://nijimen.net/topics/15931
○1992年1月15日生まれ・21歳
○本作の主人公であり、ハンスと同じ鬼とヒトのハーフ
ハイブリッド計画第15期において生み出された鬼と人間のハーフ。
幼いころから吸血欲に乏しかったため、鬼の生態について研究している帯広国立研究所(ONL)高等部を卒業後鬼専門機関の警視庁公安五課F班に所属する。
吸血欲はヒトの血を見る以外にも性的興奮を感じると吸血欲が発生するので性欲とも強く結びついている。
なので、鬼とヒトの共存は不可能とされているが、平つかさと出会い自分の意思で吸血欲をコントロールできるようにするなど人間と深く関わるため・平つかさのために努力をしている。
また、目の下の隈はヒトの血を飲まない鬼特有のものであり、吸血すると隈は消える。
ヒロイン/平つかさ(CV:石川由衣)
引用:https://macbook-air.link/2018/04/11/devilsline-1/
○1990年3月21日生まれ・22歳
○本作のヒロイン
普通の人間の景央大学大学院博士課程一年生であり、安斎結貴とは鬼だった同級生の確保をきっかけに出会った。
その後、交際することになったがゼロナナ(CCCの狙撃手)の襲撃にて安斎をかばった時に負った深い傷跡が顔に残っている。
鬼への抵抗や嫌悪感を示すことはほとんど無く、吸血欲に駆られた際の安斎に自身の血を差し出したりするなどと献身的に接している心優しいキャラクター。
鬼とヒトのハーフ/李ハンス(CV:木村良平)
引用:http://tama-yura.jp/animetory/character/?pid=482&cid=5452
○1月18日生まれ
○銀髪にオッドアイが特徴
鬼とヒトの血を持つ混血の鬼でありながらも、
ヒトの血に慣れるために入手した血液を毎日摂取し吸血欲をコントロールする訓練
を重ねていることによって自身の吸血欲を抑えることができ、効果が持続している間は左眼が変異するようになっており、その間は凶暴的になることがほとんど見られない非常に希少な存在の鬼である。
襲撃された際に銃で撃たれた安斎を助けたことがきっかけで安斎やつかさ、F班と顔見知りとなりCCCの作戦B以降は安斎たちと行動を共にするようになる。
安斎と同じくハイブリッド出産計画によりドイツで生み出され、20年に渡り創傷治癒の実験体として扱われていたが『空を見たい』という素朴な願いから組織を脱走した過去を持つ。
つかさに好意を寄せている一面がある。
菊原桐郎(CV:櫻井孝弘)
引用:https://www.youtube.com/watch?v=sbG3_ku2yEg
○2月1日生まれ
公安五課A班班長の警部でありながら、CCC(鬼の殲滅を図る組織)のNO.2を努める指揮官でありスパイとして公安に潜り込んでいる。
安斎にはスパイを見破られているような描写があった。
組織では『ゼロツー』と呼ばれており組織のトップであるゼロイチの指示に従いながらも独自の目的を持ちながら行動している。
目的のためなら手段を問わない冷酷な性格であり、自分の母親をベランダから抱え落とし殺害した過去がある。
安斎に鬼のトラウマを植え付けさせた張本人。
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テレビアニメ『デビルズライン』を視聴してみて
引用:http://devilsline.jp/story/
まず、なんといっても存在の違える鬼と人間の恋愛という美しくも切ない世界観にとても惹かれました。
人間ならざる鬼という存在でありながらも運命に抗い、人間としての幸せを掴もうともがく主人公の姿は涙なしでは見られなかったです。
また、心理的な描写がとても丁寧で鮮明に描かれており、鬼としての過酷な運命を背負う主人公の心情の変化などが細かく描かれている印象を受けました。
次に、本作は伏線が多く、公安に隠れるスパイの存在などまだ明かされていない部分が多いため考察しながら読み進めるとより物語の深みを知ることができると思います。
吸血鬼を題材にしているのでやはり吸血するシーンが数多く描かれていましたが、吸血には性的興奮も伴ってしまうため吸血したあとの場面は官能的なシーンが多くてみていてとてもドキドキしてしまいました(笑)
ここまで『デビルズライン』の感想を拙い言葉で語りましたが、個人的に感じた一番の魅力は主人公安斎結貴の〝顔がイケメン〟なころが大きいです(笑)
声を担当しているのも大人気声優の松岡禎丞さんなので文句なしの理想的なキャラクターでした。
安斎結貴さん、かっこいいです。
テレビアニメ『デビルズライン』の伏線紹介
引用:https://xn--t8j4a92awc.xyz/?p=5348
ここでは『デビルズライン』に隠された伏線の秘密を独自に考察していきたいと思います!!
なお、内容はテレビアニメのみに限らせていただきます。
①良性変異反応について
→安斎やハンスなどの鬼には血を見たときに起こる反応があり、一度に大量の血液を摂取したことによる〝完全変異〟と、理性を残しながらも身体能力などを100%に近い状態にできる〝良性変異反応〟の二つに分けられます。
テレビアニメ第二話にて大学教授の落合に襲われそうになって手から血が出ているつかさを安斎が偶然発見したシーンがあります。
その時は血を見たことで変異したのだと思っていましたが何回か見てみると、つかさを見つける→血が出ている→変異の流れではなく、つかさを見つける→状況を理解→男への怒り→変異という流れになっていることも考えられます。
血を見たことで自我を抑制できなくなったのではなく恐らくまず初めに安斎は怒りを覚え、そこから変異反応が起こったというのであればこの時点で〝良性変異反応〟の伏線が張られていると推測できます。
②鬼とヒトのハーフについて
→鬼とヒトの性行為は鬼の性的興奮から暴走し、最悪殺してしまう可能性が高いので法律では禁止されています。
純血同士では問題はないと思いますが、ハーフはどのようにして生まれてきたのでしょう?
推測ですが、安斎とつかさのような場合だと暴走した際に簡単に女性を殺すことができてしまうので、恐らく暴走しても比較的制御することの出来るヒトの男性と女性の鬼が性行為をすることでハーフを生み出している可能性が高いです。
なんにしろ、鬼同士が一番安心ってことですね。
まとめ
引用:http://manga-blog.line.me/ja/archives/75445056.html
今回はテレビアニメ『デビルズライン』についてまとめてみました。
この作品は久しぶりに(個人的に)当たりだなと感じた作品なので吸血鬼系のアニメが好きな方にはぜひ見てほしいです♪